フランク シナトラに「金を払っても聴きに行きたいのはトニーだけ」と言われた現代jazzシンガーとは?

こんにちは〜〜キース@jazzスタンダードです!

トニー ベネットは、フランク シナトラに

「金を払っても聴きに行きたい」と言われた今でも(2017年10月29日現在)現役のjazzシンガーです!

トニー ベネットのプロフィール

1926年にアメリカのニューヨーク州に生まれたイタリア系アメリカ人。

アメリカにおいて最高の男性ボーカリスト、エンターテイナーと言われる存在。

1950年にデビューし、数々のヒット曲を出し不動の人気を築き、現在(2017年10月29日)までコンスタントにアルバムをリリース。

グラミー賞の常連的存在で、映画にも出演した他、画家としても活動し、個展も開くなど精力的に活躍してきた。

トニー ベネットの魅力

トニー ベネットは、素晴らしい歌唱を聴かせてくれるシンガーです。声量がある一方で、細やかな表現も素晴らしいjazzシンガーの最高峰です。

日本人がトニー ベネットの存在を意識したのは、

1962年の大ヒットソング「想い出のサンフランシスコ」からですが、アメリカではこの曲の10年まえからポピュラーシンガーとして異彩を放っていたそうです。

「夢破れし並木道」で突然大ヒットを飛ばして、その後、「コールド コールド ハート」や

「ビコーズ オブ ユー」など数々のヒット曲を出してきました。

その後、CBSレコードに戻って、第一弾の「アート オブ エクセレンス」は、トニー ベネットの息子がプロデュースしています。

ヒット曲の多くは、長年アレンジャーをお願いしているピアニストでもある「ラルフ シャロン」のセレクションと言われてますが、数多くの曲の中からトニー ベネットにふさわしい曲をセレクトするのが、彼の役目なのだそう。

日本でもよく知られている「想い出のサンフランシスコ」は今ではサンフランシスコの市歌のような存在だそうです。

ロックシンガーとの共演も

ロック世代にも愛されるトニー ベネットは、1990年代には、MTBアンプラグドなどにも出演して世代を超えてアピールする素晴らしい歌唱を聴かせてくれています。

現在91才でも元気で嬉しい

2016年8月3日には、トニー ベネットの90才の誕生日を祝う「トニー ベネット90才を祝う:ザ ベスト イズ イェット トゥ カム」が、アメリカテレビ放映されました。

トニー ベネットの90才を祝うライブが開催され、レディ ガガ、エルトン ジョン、ビリー ジョエル、スティービーワンダーなどのロック系シンガーとの共演をしました。

90才を迎えたトニー ベネットは次のように話したそうです。

「90才になるけれど、未だ人生が始まったばかりのような気がするよ。毎日が来るのが楽しみなんだ。私は、大衆のために歌い、自分が愛する音楽を世界と分かち合うことをこよなく愛してきた。

NBCが私の誕生日を祝って特別番組を放送してくれて私がこれまで一緒に共演して尊敬している素晴らしいアーティストたちがこんなに参加してくれるなんて胸が踊るよ。」

なんて素晴らしいことなんでしょう!

世代を超えて、ジャンルに関係なく共演する柔軟な思考のシンガーなんだと感じます。

また、90才を超える高齢にかかわらず、若者の心を保つトニー ベネットに生き方の勉強をさせていただく感じです。

この話を読んで、私はまだ今年50才。まだまだ子供ですね(笑い)と感じ、「まだまだ俺は若いよな」と自分に言い聞かせました!

トニー ベネットの動画

オススメのアルバム

The Complete Tony Bennett/ Bill Evans Recordings

ビル エヴァンスのピアノを伴奏に素晴らしいトニー ベネットの歌唱が聴けるjazz名盤。


トニー・ベネット&ビル・エヴァンス

I Left My Heart In San Francisco

タイトル曲は日本人がみな知っている名曲。

トニー ベネットの素晴らしい歌唱が聴けるjazz名盤。


霧のサンフランシスコ

まとめ

いかがでしたか?

トニー ベネットは、フランク シナトラより10年ほど後輩のスーパースターです。

同年代では、アンディ ウイリアムなどがいましたが、彼はすでに亡くなっています。

おそらく、同年代のjazzシンガーはすでに他界してるのでしょう。

しかし、トニー ベネットは健在であるばかりではなく、今でも(2017年10月29日現在)現役のjazzシンガーです。

是非、日本にもライブで来て欲しいです。

必ず観に行くから!

参考書籍


ジャズ・ボーカルにくびったけ!

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この記事を書いた人

keithjazzlife

当ブログの管理人のキースです。
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