あなたは腹式呼吸をきちんとできていますか?
今回は、私が2010年から通っている、saya音楽教室で
教わっている「腹式呼吸」の方法について書いてみますね。
横隔膜をうまく使う
腹式呼吸には、「横隔膜」をうまく使うことが肝となります。
横隔膜は、呼吸をするときに使われる筋肉です。
普段呼吸しているときは無意識に横隔膜は呼吸のために動いてますが、
例えば、歌を歌うときは、横隔膜をうまく使うことで歌うことに影響が出ます。
歌がうまくなるということは、横隔膜をうまく使うことができるということでもあります。
ではどのようにして横隔膜をうまく使えば良いのでしょうか?
横隔膜の仕組み
横隔膜がどんな動きをするか?息を吸うときと、吐くときの動きを絵にしてみました。
まず息を吸うときです。
![](https://i2.wp.com/keithmusicjazz.com/wp-content/uploads/2019/02/3674d4d291a5a8a758571f026e9f3d4d.jpg?w=1220&ssl=1)
息を吐くときです。
![](https://i2.wp.com/keithmusicjazz.com/wp-content/uploads/2019/02/addaa3dacdabe250199f4c8c851ff1c1.jpg?w=1220&ssl=1)
次は、歌うときの、息を吸うときと吐くときの絵です。
まず息を吸うときです。
![](https://i0.wp.com/keithmusicjazz.com/wp-content/uploads/2019/02/ab4dd6873f0c734f0eada48296fae1e8.jpg?w=1220&ssl=1)
息を吐くときです。
![](https://i1.wp.com/keithmusicjazz.com/wp-content/uploads/2019/02/d3f1ee9411962e1152ecb0a6d6711275.jpg?w=1220&ssl=1)
いかがでしょうか?
歌うときに横隔膜をいかに動かすかで、発声が変わります。
歌うときにいかに息を吸うかで良い声が出せるかが決まる
歌を歌うときの呼吸のコツはいかに正しい腹式呼吸をするかです。
これには正しい姿勢がからんできます。
歌うときの正しい姿勢についてはこちらの記事をどうぞ!
腹式呼吸の息の吸い方
複式呼吸での息の吸い方は、上腹部をへこませないで呼吸をすることが
肝となります。
横隔膜を強化するトレーニング
横隔膜を強化するトレーニングをご紹介します。
呼吸のみの方法
まっすぐに立ち腹部の力を抜きながらみぞおちに両手の指を押し込みます。
下の図を見てください。
![](https://i0.wp.com/keithmusicjazz.com/wp-content/uploads/2019/03/4188877df46a8d4748beecb447218183.jpg?w=1220&ssl=1)
この状態で、咳を軽くしてください。みぞおちのあたりが「ポン!」と
跳ね返る感じになると思います。
次に、咳ではなく、「フッ!!」と息を吐きます。
このときに先ほどの咳をしたときとおなじくらいの力でみぞおちのあたりで
跳ね返せるようにトレーニングします。
この状態で、「フッ!!」と息を吐くことを1日に20回×3セットやりましょう。
毎日継続する仕組みをつくりましょう!
このトレーニングを継続すると、歌うときの最初の1音だけは良い声をだせるようになります。
これができるようになりましたら、母音で少し長めのフレーズを歌ってみましょう。
みぞおち部分で前に押出す感じを保ったまま声を出す練習を積みかさねていくと
横隔膜が声をしっかりとささえることができ長いフレーズも苦もなく歌えるようになります。
みぞおちのあたりは、けしてへこませないで歌うことをできるようになりましょう。
これが無意識にできるようになればしめたものです。
まとめ
いかがでしたか?
歌う時の腹式呼吸のことについて書いてみました。
今回の記事で書いたことは、私がボーカルレッスンで毎回行ってることです。
これを本気でやりますから毎回ヘトヘトで足はガチガチですよ。かなりの運動量ですので、運動不足も解消されますね。