Anita Sings The Most はアニタ オディのヴォーカルの魅力が堪能できる名盤!

こんにちは〜〜キース@jazzスタンダードです!

アニタ オディは、伝説の女性jazzヴォーカリストの中でももっともjazzヴォーカリストらしいシンガーです。

えっ…

「jazzヴォーカリストらしいってどういうこと?」

という声が聞こえてきそうですが、

今日は、そんなアニタ オディのアルバム

「Anita Sings The Most」を紹介しますね!

では行きましょう!

Anita Sings The Most/アニタ オディ

1957年1月31日ロサンゼルスにて録音

オスカー ピーターソンのカルテットをバックに、スウィンギーなアニタ オディの歌唱がカッコいいアルバムです。

1曲目のS’ Wonderfulから、オスカー ピーターソンのスピード感あるピアノとギタリストのハーブ エリスのリズミカルなギターがドラブ感を増します。

1曲目の途中から、テンポを落として、

They can’t take that away from meを挟んで、再びテンポを上げて、S’ Wonderfulに戻るアレンジは、素晴らしいですね〜〜

3曲目のOld Devil Moonは、アニタの持ち味の軽快な歌唱が素晴らしいですね〜〜

それと、ギタリストのハーブ エリスのギターソロが素晴らしい!

アニタ オディの特徴は、「原曲のメロディーの崩し加減が絶妙なこと」にあると感じます。

これは文章で説明するのは難しいのでまずは聴いてみてください!


アニタ・シングス・ザ・モスト


【輸入盤】Anita Sings The Most [ Anita O’day ]

アニタ オディのプロフィール

1919年にアメリカのイリノイ州シカゴに生まれる。

7才の時に、扁桃腺の手術で誤って「喉ちんこ」を切られてしまう。このことがのちにシンガーとしてのハンディキャップとなるが、独自の歌唱法を編み出す。

14才の時に、「ウォーカソン」というスポーツに熱中して、プロ選手となる。

1941年に、白人のドラマーのジーン クルーパ楽団に雇われ、専属シンガーとしてプロデビューする。

その後、スタン ケントン楽団に移り、ミリオンセラーを出す。

その後独立して、ソロ シンガーとして歩み出す。

そして、後に、ヴァーヴ レコードを立ち上げる「ノーマン プランツ」と出会い1950年代から次々と名盤を録音する。

1960年代は、ヘロイン中毒に苦しんだが、1970年にカムバックした。

1963年には、日本に初来日しており、その後も何度か来日している。2006年87才で逝去。

まとめ

いかがでしたか?

アニタ オディは、伝説の女性jazzヴォーカリストの中でも最もjazzヴォーカリストらしいと感じます。

これは言葉で説明することはなかなか難しいのでとにかく聴いてみてくださいね〜〜

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この記事を書いた人

keithjazzlife

当ブログの管理人のキースです。
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