ジャズボーカリストは女性の方が多いと聞きますが、男性ボーカリストも素晴らしいボーカリストはたくさんいます。
今回は、ジャズスタンダード伝道師の私が厳選した伝説のジャズ男性ボーカリストベスト5をエントリーします。
伝説の男性ジャズボーカリストベスト5
フランク シナトラ
1915年にアメリカのニュージャージー州に生まれる。
20世紀を代表するボーカリストです。
素晴らしい歌唱力は「ヴォイス」と言われたそうです。バーで歌っていたところ、スカウトされデビュー。ボーカリストを中心に活動しましたが、映画俳優としても活躍しました。単なるボーカリストにとどまらず当時の多数の政治家、大統領との交流も深くあったそうです。
フランク シナトラの歌唱力は、芸術の域まで高めたとの評価がありますが、それは聴き込んでいくほどわたし自身も感じています。
オススメのアルバムはこちらです。
Close To You And More
In the Wee Small Hours
チェット ベイカー
1929年にアメリカのオクラホマ州に生まれる。
チャーリー パーカーに認められ1952年〜1953年パーカーのバンドで活動。トランペッターとともにボーカリストとしても活躍しました。その中性的な声質は、アンニュイな魅力があります。
ジャズ界のジェームズ ディーンと呼ばれるほどの美貌でししたが、麻薬がらみのトラブルが絶えず一時、活動を休止。1973年に復活をしてヨーロッパに拠点を移し活動しましたが1988年アムステルダムのホテルのまどから転落して逝去。
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ナット キング コール
1919年にアメリカのアバラマ州に生まれる。
19才の時、兄が在籍するバンドでピアノを担当し、初のレコーディングを行う。
その後あるきっかけで歌も歌うようになる。
ジャズからポピュラーまで人気を獲得する。
1965年に逝去。
ナット キング コールは、最初はピアニストとしてデビューしましたが、たまたま歌う機会があり、「ルート66」「モナ リザ」などスタンダードナンバーとなった曲も多数あります。
素晴らしいリズム感と艶のある声が素晴らしいボーカリストです。
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Complete After Midnight Session
メル トーメ
1925年にアメリカのシカゴに生まれる。
フランク シナトラと並ぶジャズ男性ボーカリストのスターでした。作曲家、編曲家、ドラマー、俳優と多彩な才能で活躍しました。
メル トーメは、歌がほんとに上手いと感じます。
声量の少なさをマイクを駆使してカバーしたそうです。また、単なるボーカリストではなくピアニストなどマルチな才能を発揮しました。
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ルイ アームストロング
1901年にアメリカのニューオーリンズに生まれる。
サッチモというニックネームでも知られている。
少年院のブラスバンドでコルネットに出会い、音楽に目覚める。ローカルなダンスミュージックをジャズに発展させた。1971年に逝去。
ルイ アームストロングは、トランペッターであり、シンガーでもあった。音程の良さがダミ声でも素晴らしいボーカリストとして認知されたのです。
もともとは、トランペッターだったが、たまたま歌うことになり、ボーカリストとしても素晴らしい功績を残しました。「この素晴らしき世界」は、あまりにも有名ですよね。
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まとめ
いかがでしたか?
男性ジャズボーカリストの伝説編ベスト5を勝手にセレクトしてみました。
もう、ライブで聴くことはできませんが、音源はたくさんありますので、是非、聴いてみてくださいね〜
参考書籍:
ジャズ・ボーカルにくびったけ!
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