不得意なことを努力すればなんとかなるということをよしとする考えが日本に多いのは、子供の頃の教育の影響だと思います。
その証拠に学ぶ教科は算数、国語、社会、理科、家庭科、体育、図工と私の頃の小学校では、こんなかんじで学ぶ教科があり、全て通知表は平等に良い評価が多ければ優秀とされていました。
現在は改正されているのですかね?
おそらく基本は同じ考えだと思います。
だから私はこの年になってもどこかでその時の影響はぬぐいきれていないと思います。
子供の頃、テレビに出てくる仮面ライダーやウルトラマンに憧れてました^_^
親に仮面ライダーの仮面やベルトを買ってもらって、仮面になった気になっていました。
でも、仮面ライダーは憧れでしかないんですよね。
これは子供の頃の良い思い出ですが、他のことも類似しています。
私は学生時代陸上部にいましたが、当時マラソンで瀬古さんがヒーローでした。
私なりに練習に励みましたがそれほど良い記録は出せませんでした。
結果的には、一流ランナーになる素質はほとんどなかったということなんですね。
音楽の世界では、クラシックのミュージシャンは、幼い頃から英才教育を受けています。
しかし、ロックやポップスは比較的遅い年齢からギターなどを始めて活躍しているミュージシャンがいます。
これはどういうことかというと、技術的にもクラシックやジャズの方が難しく、長いトレーニング期間が必要だからです。
ロックやポップスは、音楽だけではなくて、スター性など他の要素も求められます。
例えば、ビートルズやローリングストーンズは、10代半ばくらいから楽器を始めて20歳くらいでデビューしています。デビューまでにかなりのライブなど積み重ねて演奏技術を磨く期間があったからこそあそこまでになれたそうです。
ビートルズやローリングストーンズは、単なるミュージシャンではくくれない存在ですので、他のミュージシャンとは単純に比較できません。
私は、キース リチャーズに憧れて、彼のギターをコピーしましたが、やはり彼とは違うので同じには弾けませんね。
私は私なりにギターを弾けば良いと今は思っています。
また、キース リチャーズには色々な伝説がありますが、それは彼だからこそ作れた伝説です。
憧れて真似をすれば酷い目にあうか死んでしまいます。
もうかなり昔の20代の頃、以前勤務していた意匠設計事務所で、スキーに何度か行きましたが社長、設計チーフ、事務の女性社員は、普通にスキーが上手でしたが私だけダメダメであまり楽しくなかったです。
そもそもスキーは、20才の頃から始めたので、しかも誰にも教わらず自己流でしたので上手にならなかったのですね。
あとはゴルフも多少やりましたが上手くならなかったです。
スキーもゴルフも付き合いでやってたので好きではないし得意でもなかったのです。
それに対してギターは高校生の頃、独学で弾き始めましたが、大好きですので練習は苦にならなくて、もちろん上手くはないですが弾き語りはできるようになって、たまに地元で頼まれるとギター弾き語りをやらせて頂いてます。
上手いか?
下手か?
という基準ではなくて、好きか?
あまり好きではないか?
もしくは、嫌いか?
というところが、肝かなと感じます。
ギター一つにしても、プロのミュージシャンには、技術的にテクニシャンのギタリストからテクニシャンではないけれど独自のスタイルで魅了するギタリストがいたりします。
ミュージシャンは皆さん音楽を愛していて、それで生活しているプロには変わりわないんですよね。
今の私は興味のないことはやっていません。
なぜなら時間の無駄だし、そんな時間は作りたくないです。
けして上手くはないけれど、アコギは大好きですし、歌も大好きです。
ヴォーカルレッスンは今は月に1回通っていて、レッスンは楽しんでいます。
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