あなたは、「what a wonderful world」という歌を知っていますか?
おそらく、何度か耳にしたことがあると思います。
それだけメジャーな曲なんですよね。
今回は、「what a wonderful world」で有名な、Jazzを作った男と言われる
伝説の男性Jazzシンガー「ルイ ・アームストロング」をご紹介します。
ルイ ・アームストロング
「サッチモ」というあだ名でも有名な「ルイ ・アームストロング」は、1901年8月4日にアメリカのニューオリンズで生まれました。
ルイ ・アームストロングは、少年時代、ピストルを街中で撃って、少年院に入れられました。
少年院でトランペットを覚えたルイ ・アームストロングは、1914年に少年院を出所後、様々なバンドで演奏活動を開始し、伝説のトランペッター「キング オリヴァー」と出会います。
1917年にアメリカは第一次世界大戦に参戦します。
その後、ニューオリンズは、アメリカ海軍の軍港だっため、Jazzミュージシャンの活動の場であった地域が閉鎖されてしまいました。
そこで、ルイ ・アームストロングの師匠的な存在であった「キング オリヴァー」は、シカゴに移住しました。
その後、ルイ ・アームストロングは、キング オリヴァーに呼ばれてシカゴに移住しました。
その後、独立し、「ホットファイブ」「ホットセブン」というバンドを組みます。
そして、多くの優れた音源を残しました。
この頃に、楽譜を落とし、即興で「ブィブィブィー」などと歌い出したことがスキャットの始まりだと言われています。
1940年代も半ばになると、チャーリー パーカーが登場して、ビバップの時代となりモダンJazzの音の世界に変化していきました。
しかし、ルイ ・アームストロングの個性的な表現方法は、Jazzのスタイルとして現在でも受け継がれているのです。
本当に偉大なミュージシャンなのですね。
ルイ・アームストロングの歌声は他にはない味わいがあります。
その、ダミ声から感じるジャジーなニュアンスは他のシンガーの追従を許しません。
ぜひ、ルイ・アームストロングの独特な歌声とトランペットの音色を音源で聴いてみてくださいね。
ルイ・アームストロングのオススメの音源
What a wonderful world
作詞作曲:ジョージ ダグラス、ジョージデヴィットワイス
ルイ・アームストロング(vo)
トミー グッドマン(arr.cond)
ルイ・アームストロングの代表的な曲
「What a wonderful world」は、穏やかに流れる美しい曲です。
ルイ・アームストロングの味わいのある深い声が感動的に歌い上げる様は、とても素晴らしいです。
ベトナム戦争の悲劇を悲しみ、ボブシールが作曲しました。
ルイ・アームストロングも平和を願って心を込めて歌っているように感じます。
その後、様々なボーカリストがカバーしていますが、私自身ルイ・アームストロングの音源が一番大好きです。
What a Wonderful World
They can’t take that away from me
作詞:アイラ ガーシュウィン
作曲:ジョージ ガーシュウィン
ルイ・アームストロング(vo,tp)
エラフィッツジェラルド(vo)
オスカーピーターソン(p)
ハーブエリス(g)
レイブラウン(b)
バディリッチ(dr)
エラフィッツジェラルドとの競作のアルバム「エラ アンド ルイ」に収録されているこの曲は、エラフィッツジェラルドの歌から始まりルイ・アームストロングは控えめにトランペットでバックを務めていますがその後ルイアームストロングが歌い始めると、その存在感のすごさに驚きます。
ルイ・アームストロングは本当に物凄い声ですよね。
ダミ声で歌うその歌声は奥の深い深みもあります。
単にダミ声ではなく、奥深さもあるんですよね。
そして、とにかくピッチ(音程)がいい。
ルイ・アームストロングが歌うとどんな曲でもジャージになるのがほんと不思議です。
エラ・アンド・ルイ
エラ・アンド・ルイ [ エラ・フィッツジェラルド&ルイ・アームストロング ]
まとめ
いかがでしたか?
今回はジャズの巨匠ルイアームストロングについてご紹介いたしました是非その素晴らしい深い味わいのあるだみ声を音源で堪能してみてくださいね!