あなたは、無水調理ってご存じですか?実は私はつい数ヶ月前まで、無水調理のことすら知りませんでした。今回の記事はあることがきっかけで、無水調理をしようと思った時に読んだ「ストウブで無水調理」について書いています。
「ストウブで無水調理」の著者とは?
「ストウブで無水調理」の著者の大橋由香さんは、神奈川県厚木市で、はるひごはんというカフェを運営されている料理研究家の方です。
2011年より、ストーブ鍋の販売しているツヴィリング J.Aヘンケルスジャパンより依頼を受け百貨店などで、ストーブ鍋を使った調理のデモンストレーションをされています。
また、YouTubeではストウブ鍋を使ったさまざまな無水調理についての情報を発信されています。
無水調理をするきっかけとなったこと
私がなぜ無水調理をすることになったかと言いますと、同居する、今年(2021年)80歳になる母が体調不良のため会社が休みの土曜日の夕食だけでも私が作ることにより、母を少しでも楽にしてあげようと始めたことがきっかけでした。
最初は在籍する勝間塾の勝間塾長が推奨されているロジカルクッキングを始めようかと思案中でしたが、同居する母と相談したところ、母はヘルシオや、ホットクックは使いこなせないと言い張ることと、電気容量も準備しなきゃいけないため断念しました。
そして、たまたまYouTubeを見ていたら、無水調理、というキーワードを発見しました。
大橋由香さんの動画です。
大橋由香さんは、ストウブ鍋の専門家の方で、料理研究家です。
大橋さんの動画をいくつか見ていくと、ストウブ鍋の選び方という動画がありました。
ストウブ鍋について熱く語る大橋さんの動画を見ていくうちに私自身もストーブ鍋の魅力に憑りつかれていきました。
鋳物ホーロー鍋は以前からあった
実は鋳物ホーロー鍋は以前から押入れのなかに眠っていました。
平成18年に亡くなった妻が生前に購入していた銘柄が不明の24センチの鋳物ホーロー鍋とハート型のルクルーゼ鍋を押し入れの中にしまい込んでいたのです。
早速押し入れの中から取り出し、よく洗いすぐに乾いた布で拭きました。
この時点ではまだストーブ鍋は購入していなかったのです。
まずは24センチの銘柄不明のフランス製の鋳物ホーロー鍋で購入したストーブで無水調理のレシピを見ながら、無水調理を作ってみました、最初に作ったのは無水ポトフです。
無水ポトフを初めて作る
銘柄不明の24センチのフランス製の鋳物ホーロー鍋で作った無水ポトフは初めてにしては上出来でした。
食材を刻んで使う調味料は、塩のみ、こんなに簡単にできるとは思いのほかでした。
大橋優香さんの「ストウブで無水調理」には使うストーブ鍋の直径の寸法が参考に書かれています。
たまたま最初に作った無水ポトフはストウブ鍋のココットラウンドの24センチで作る場合のレシピでした。
ですので銘柄不明の24センチのフランス製の鋳物ホーロー鍋で作るのはちょうど良かったです。
無水ポトフの食材
無水ポトフの食材は下記の通りです。ストウブ鍋のココットラウンド24センチの場合の例で3人から4人分の量です。
- 玉ねぎ二個
- 人参1本
- じゃがいも小二個(メインクイーンなど50崩れしにくいものが良い)
- キャベツ4分の一個
- しめじ一パック約百g
- トマト二個
- とり手羽元六本
- ソーセージ六本
- ローリエ2枚(あれば)
- オリーブ油大さじ一杯
- 塩1:小さじ2分の一
- 塩2:小さじ2分の一
- 塩こしょう各少々
無水ポトフを作る手順
まず一番目として、玉ねぎでは四ツ割に
人参は乱切りに
じゃがいもは四ツ割に
キャベツは四ツ割にする
しめじはほぐす
トマトは8等分の角切りにする、
手羽元に塩1をする
鍋にオリーブオイルを入れ、手羽元とソーセージを端に寄せていて、空いた隙間に野菜を進める、そして全体に塩2を振る
その後ローリエをのせる
そして、蓋をして中火にかけます。蓋の隙間から蒸気が出てきたら極弱火にして40分間そのまま加熱します、わたしはタイマーを40分にセットします。そしてタイマーが鳴ったら火を止め、煮汁の中に具を押し込み、蓋を上げて蓋の裏についた水分を舐める中に落としてから蓋をして、鍋が冷めるまで放置します。この後は余熱調理です。
あとはほったらかしです。
私はこのほかにローズマリーを1本から2本追加しています。ローリエは、二枚載せます
これは好みのことなので、お好みでお願いします。
水分が出ない場合は、どうすればいい?
水分がもし出ない場合は、鍋の中で蒸気がうまく回っていないということです。再度中火にして蓋の隙間から蒸気を出してから極弱火にして煮込むと十分に水が出てきます。そしてその後火を止め、余熱調理することでさらに水分が出てきます。今のところ私は水分が出なかったことはありません。
また、レシピに書かれている、鍋の大きさと材料の量は必ず守ってください。例えば鍋の大きさに対して材料が少なすぎるとうまく無水調理ができません。
逆に多すぎると、材料が鍋の中に収まらなくなり、蓋が閉まりません。それでも無水調理はできません。
まだ慣れないうちは最初はレシピ通りに作ることをオススメします。
慣れてきたら鍋の大きさに対して人数によって食材を減らしたりして調整します。
「ストウブで無水調理」を購入してから変化したこと
大橋由香さんの、「ストウブで無水調理」を購入してから、私自身ほぼ毎週、夕食を母の代わりに作ることができています。もしストーブ鍋や鋳物ホーロー鍋による無水調理でなかったら、ここまで出来なかったと思います。もし出来ていたとしても継続することはなかなか厳しかったでしょう。
では、なぜ無水調理を継続することができたのかというと思いの方が調理が簡単だからです。
ストーブ鍋による無水調理の特徴とは、食材を刻んで鍋に放り込み、中火で煮込み、蒸気が出てきたら極弱火にして必要時間だけ煮込むということだけです。
この調理法は、料理をほとんどしていなかった私にとっても、とてもハードルが低かったです。
まとめ
いかがでしたか今回の記事では、大橋優香さんの、「ストウブで無水調理」を購入してから私自身、変化したことについて書いてみました。
もしあなたが料理をしたいけれども、なかなか料理をするまでのハードルが高いと感じているのなら、ぜひ大橋優香さんの「ストウブで無水調理」を読んでみてください、そしてまずはココットラウンドの20センチのストウブ鍋を購入してストウブ鍋の魅力に取り付かれてみてください!
ストウブで無水調理 食材の水分を使う新しい調理法 旨みが凝縮した野菜・肉・魚介のおかず [ 大橋 由香 ]
ストウブで無水調理: 食材の水分を使う新しい調理法 旨みが凝縮した野菜・肉・魚介のおかず