jazzピアニストを聴いてみたいけれど、
だれから聴けばいいか?
あなたは思ってませんか?
jazzピアノは、他の楽器の中でも聴く頻度が多い音源です。
20代の頃、ビル エヴァンスをよく聴いていた時期がありましたが、本当に美しい音色なんですよね〜
ビル エヴァンスは、コードワークが独特で美しいんです。
他のjazzピアニストももちろん素晴らしい音源を残していますので、わたしの独断でベスト5をセレクトしてみましょう。
ベスト1
ワルツ フォー デビイ:ビルエヴァンス
ビル エヴァンスはやはり一番好きなjazzピアニストです。
黒人が生んだとされるjazzの世界にクラシックの教育を受けたビル エヴァンスが新しい空気を持ち込んだ気がします。
ライブアルバムである「ワルツ フォー デビイ」は、
「ヴィレッジ ヴァンガード」でのライブ音源です。
客の笑い声、グラスの音などが、ビル エヴァンストリオの演奏に溶け込んでいます。
他にこんな素敵なライブ音源はあるのでしょうか?
ビル エヴァンスのピアノに、スコット ラファロのベースと、ポール モチアンのドラムが絡む静かな演奏。
どの曲も美しいです。
悲しいことに、このライブの11日後にベースのスコット ラファロが交通事故で亡くなってしまいました。ビル エヴァンスの悲しみはかなりのものだったそうです。それだけ、ビル エヴァンスにとって、スコット ラファロは、かけがえのないベーシストだったのでしょう。
収録曲と参加ミュージシャンは下記に掲載します。
収録曲
- My Foolish Heart
- Waltz For Debby
- Deture Ahead
- My Romance
- Some Other Time
- Milestones
参加ミュージシャン
- ビル エヴァンス(p)
- スコット ラファロ(b)
- ポール モチアン(ds)
ベスト2
グルーヴィー:レッド ガーランド
レッド ガーランドは20代の頃、FM放送を聴いていてたまたま知りました。最初に聴いたときに、
「なんて甘い音を出すピアニストなんだろう」
と感じました。メロディーの粒をコロコロ転がす感じの音に感じたのです。今でも大好きなjazzピアニストです。
収録曲と参加ミュージシャンは下記に掲載します。
- C-Jam Blues
- Gone Again
- Will You Still Be Mine
- Willow Weep For Me
- What Can I Say(After I Say sorry)?
- Hey Now
参加ミュージシャン
- レッド ガーランド(p)
- ポール チェンバース(b)
- アート テイラー(ds)
ベスト3
ケリー ブルー:ウィントン ケリー
ウィントン ケリーも20代の頃、FM放送を聴いていて自然と耳に入ってきたピアニストです。
ウィントン ケリーはswing感が素晴らしいです。
ピアノもよく歌うし、聴いていて楽しいです。
とにかく聴いてみてください。
収録曲と参加ミュージシャンは下記に掲載します。
収録曲
- Kelly Blue
- Softly,As In A Morning sunrise
- On Green Dolphin Street
- Willow Weep For Me
- Keep It Moving
- Old Clothes
参加ミュージシャン
- ウィントン ケリー(p)
- ポール チェンバース(b)
- ジミー コブ(ds)
- ナット アダレイ(cor)
- ボビー ジャスパー(fl)
- ベニー ゴルソン(ts)
ベスト4
レフト アローン:マル ウォルドロン
1986年に角川映画の「キャバレー」を観て知った「レフト アローン」まだ、10代だったわたしはjazzを意識して聴いていませんでした。
野村宏伸がサックス奏者として、初の主演で演じた渋いハードボイルド。
主題歌「レフト アローン」聴いた瞬間、良い曲だなと感じました。覚えやすいキャッチーなメロディー。おそらくこの映画がきっかけでモダンjazzが好きになったんですよね。
だからわたしにとって、忘れられない映画なんです。
レフト アローンは、ピアニストのマル ウォルドロンが書いた曲です。マル ウォルドロンは、ビリー ホリデイが亡くなるまで、伴奏をしていました。
けして派手な演奏はしませんが味わいのある素晴らしいjazzピアニストだと感じています。
収録曲と参加ミュージシャンは下記に掲載します。
収録曲
- Left Alone
- Cat Walk
- You Don’t know What Love Is
- Minoor Palsation
- Airgin
- The Way He Remembers BillIeHoliday
参加ミュージシャン
- マル ウォルドロン(P)
- ジャッキー マクリーン(as:1)
- ジュリアン ユーエル(b)
- アル ドリアーズ(ds)
ベスト5
バット ノット フォー ミー:アーマッド ジャマル
アーマッド ジャマルは、最近知ったjazzピアニストなんですが、なかなか良いな〜と、このアルバムを聴いて感じました。
アーマッド ジャマルのピアノは音数が少ないんですよね。でもセンスが良い音を出すピアニストだなというのが第一印象でした。
マイルス デイビスが、アーマッド ジャマルのピアノを気に入っていたらしいので、マイルス デイビスは、アーマッド ジャマルをバンドに誘ったそうですが、彼は断ったそうです。
でも、マイルス デイビスとアーマッド ジャマルの交流はマイルスが亡くなるまで続いたそうです。
わたし自身もっと聴き込んでいきます。
収録曲と参加ミュージシャンは下記に掲載します。
収録曲
- But Not For Me
- Surrey With The Fringe On Top
- Moonligh In Vermont
- Music,Music,Music
- No Greater Love
- Poinciana
- Woody’n You
- What’s New
参加ミュージシャン
- アーマッド ジャマル(p)
- イスラエル クロスビー(b)
- バーネル フォーニア(ds)
バット・ノット・フォー・ミー
CD/バット・ノット・フォー・ミー (SHM-CD) (解説付)/アーマッド・ジャマル/UCCU-5786
まとめ
いかがでしたか?
これからjazzピアノものを聴いて観たいけれど何から聴けば良いか?知りたいあなた向けにわたしの独断でベスト5までセレクトしてみました。他にもまだまだ素晴らしいjazzピアニストのアルバムがありますので、また他の機会に紹介しますね。
参考書籍:人生が変わる55のジャズ名盤入門
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