Jazz名盤・ジャズスタンダード伝道師がオススメのベスト5を厳選

jazzは20代の頃から、ラジオのFM放送から流れてくるのを聴く程度な頻度で聴いていました。


40過ぎてから、聴く頻度は少しずつ増えて、今ではライブに行くのも含めてかなりの割合でjazzに親しんでます。さて、jazzといえば小難しいイメージがあるかもですが、実は意外にシンプルな音楽なんですよね。

わたし自身、2年ほど前から、jazzスタンダード(ボーカル)をカバーするようになって、驚いたのは譜面の短さでした。

今日は、jazzスタンダードボーカルものではなく、インストものの、これからjazzを聴いてみたいけれど、「なにから聴けばわからないから教えて欲しい」

と思っているあなたに、わたしの独断でjazzの名盤を紹介してみますね。

ベスト1

カインド オブ ブルー:マイルス デイビス

わたしはビル エヴァンスがお気に入りなんですが、

このアルバムに参加しています。1曲だけ、ウィントン ケリーがピアノを弾いてますがあとは全てビル エヴァンスです。

それにしてもビル エヴァンスの和音はほんとに美しいです。緊張感漂う雰囲気は、ビル エヴァンスの影響がかなりあるのではと感じます。

マイルス デイビスのトランペットはもの静かですが激しさを秘めていて美しいです。

収録曲と参加ミュージシャンは下記に掲載します。

収録曲

  • So What
  • Freddie Freeloader
  • Blue In Green
  • All Blues
  • Flamenco Sketches

参加ミュージシャン

  • マイルス デイビス(tp)
  • ジョン コルトレーン(ts)
  • キャノンボール アダレイ(as)
  • ビル エヴァンス(p)
  • ウィントン ケリー(2曲目のみ)
  • ポール チェンバース(b)
  • ジミー コブ(ds)


カインド・オブ・ブルー+1


カインド・オブ・ブルー +1 [ マイルス・デイビス ]

ベスト2

ワルツ フォー デビイ:ビル エヴァンス

ビル エヴァンスは、わたしが20代の頃からことあるごとに聴いていたjazzピアニストです。

とくに、「ワルツ フォー デビー」はお気に入りでした。このアルバムは、「ヴィレッジ ヴァンガード」というライブハウスでのライブ音源なのでお客さんの話し声、笑い声、グラスの音などライブの臨場感も感じられます。それにしても、ビル エヴァンスのコードワークは素晴らしいです。わたしがビルエバンスを好きなのは、コードワークのすばしさが一番の理由です。このアルバムは、ビル エヴァンストリオで、ベースは、スコット ラファロで、ドラムがポール モチアンです。

実はこのアルバムのライブの11日後に、スコット ラファロは交通事故で亡くなるという悲しい出来事がありました。その時のビル エヴァンスのショックはかなりのものだったらしいです。ライブ音源は、音楽の肝を映し出す素晴らしいアルバムだと実感できる「ワルツ フォー デビイ」是非、聴いてみてください。

収録曲と参加ミュージシャンは下記に掲載します。

収録曲

  • My Foolish heart
  • Waltz for Debby
  • Deature Ahead
  • My Romance
  • Some Other Time
  • Milestones

参加ミュージシャン

  • ビル エヴァンス(p)
  • スコット ラファロ(b)
  • ポール モチアン(dr)


ワルツ・フォー・デビイ+4(UHQCD)


ワルツ・フォー・デビイ [ ビル・エヴァンス ]

ベスト3

グルーヴィー:レッド ガーランド

レッド ガーランドは、20代の頃、FMを聴いていて、自然と耳に入ってきたピアニストです。

聴いてすぐよいピアニストだと感じました。

ベースは、ポール チェンバース。

レッド ガーランドは、マイルス デイビスのバックでピアノを弾いていてメジャーになったピアニストです。それにしても、グルーヴィは、文句無しに良いアルバムです。

収録曲と参加ミュージシャンは下記に掲載します。

収録曲

  • C-Jam Blues
  • Gone Again
  • Will You Still Be Mine?
  • Willow weep for me
  • What can I Say(After I Say I’m sorry)?
  • Hey Now

参加ミュージシャン

  • レッド ガーランド(p)
  • ポール チェンバース(b)
  • アート テイラー(ds)


グルーヴィー

ベスト4

レフト アローン:マル ウォルドロン

レフト アローンは、わたしがjazzを聴いた原点のアルバムです。10代後半に観た角川映画の「キャバレー」でのテーマ曲だったのです。

マル ウォルドロンは、ビリー ホリデイのバックでピアノ伴奏をしていました。

レフト アローンを知って自然な流れで、ビリー ホリデイを知ったのかもしれません。

レフト アローンを聴くとあの頃の感傷的な感情を思い出します。

収録曲と参加ミュージシャンは下記に掲載します。

収録曲

  • Left Alone
  • CatWalk
  • You Don’t Know What Love Is
  • Minor Palsation
  • Airegine
  • The Way He Remembers billie holiday

参加ミュージシャン

  • マル ウォルドロン(p)
  • ジャッキー マクリーン(As:1)
  • ジュリアン ユーエル(b)
  • アル ドリアーズ(ds)


レフト・アローン +6 (UHQCD限定盤)

ベスト5

アンダー カレント:ビル エヴァンス&ジム ホール

ビル エヴァンスがやっぱり好きです。

美しい和音の響き。

そして、ギタリストのジム ホールとのデュオ。

それにしても美しい和音。

ビル エヴァンスも美しい和音ですが、ジム ホールのギターワークも美しい音色です。

聴いていて心が癒されますね。

収録曲と参加ミュージシャンは下記に掲載します。

収録曲

  • My funny Valentine
  • I Hear A Rhapsody
  • Dream Gypsy
  • Romain
  • Skating In Sentral Park
  • Darn That Dream

参加ミュージシャン

  • ビル エヴァンス(p)
  • ジム ホール(g)


アンダーカレント


アンダーカレント [ ビル・エヴァンス&ジム・ホール ]

まとめ

いかがでしたか?

jazzをこれから聴きたいけど何から聴いた方がいいか?知りたいあなたに、ジャズスタンダード伝道師の私がjazzインストもののベスト5を厳選しました。

他にも素晴らしいアルバムはたくさんあるはずですので、また機会をみて記事にしたいです。

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この記事を書いた人

keithjazzlife

当ブログの管理人のキースです。
ジャズスタンダード伝道師です。よろしくお願いいたします。